神経・細胞薬理学教室FAQ
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成宮研は医学部・医学研究科にありますが、スタッフや大学院生には医学部以外の学部出身者もいるのでしょうか?

成宮研は確かに医学部にありますが、医学部出身者とそれ以外の学部の出身者の比率は、現時点のスタッフでは 1:3、研究員では 1:5、大学院では 6:9です。

教室の集合写真
神経・細胞薬理学教室集合写真
神経・細胞薬理学教室(2006.4.10)
 

他学部出身者も教室のスタッフになれるのでしょうか?

なれます。実力次第です。
これまで助手には、理学部、薬学部、教育学部などの出身者がいます。
出身大学も、京大以外に、北大、金沢大、早稲田大、メキシコ国立大など様々です。

女性の研究員、大学院生はどれ位いますか?

現在、博士研究員に2名、大学院生に1名います。
また、これまで女性で助手になった人が2名います。

学位取得の方法とその見込みは?

学位は、審査のある国際誌に出版した筆頭著者の論文を提出して審査を受けることになります。これまで、大学院生など学位取得を目的に成宮研に在籍した50名のうち3名を除き、45名が学位を取得し、2名が学位論文を作成中です。

これまでの大学院生の学位論文には、どんなものがありますか?

ScienceやNatureからFEBS Letterまで様々ですが、できるだけ良い仕事をしてもらってtop journalに論文を出してもらいたいと考えています。
2005年、2006年の博士論文の例として以下の5つがあります。いずれも、筆頭著者が大学院生です。

 

Oceguera-Yanez, F., Kimura, K., Yasuda, S., Higashida, C., Kitamura, T., Hiraoka, Y., Haraguchi, T., and Narumiya, S. (2005) Ect2 and MgcRacGAP regulate the activation and function of Cdc42 in mitosis. J. Cell Biol., 168, 221-232.
Shimizu,Y., Thumkeo, D., Keel, J., Ishizaki, T., Oshima, H., Oshima, M., Noda, Y., Matsumura, F., Taketo, M.M., and Narumiya, S. (2005) ROCK-I regulates closure of the eyelids and ventral body wall by inducing assembly of actomyosin bundles. J. Cell Biol., 168, 941-953.
Kunikata, T., Yamane, H., Segi, E., Matsuoka, T., Sugimoto, Y., Tanaka S., Tanaka, H., Nagai, H., Ichikawa, A. and Narumiya, S. (2005) Suppression of allergic inflammation by prostaglandin E receptor subtype EP3. Nat. Immunol., 6, 524-531.
Honda, T., Segi-Nishida, E., Miyachi, Y., and Narumiya, S. (2006) Prostacyclin-IP signaling and prostaglandin E2-EP2/EP4 signaling both mediate arthritic inflammation in mouse collagen-induced arthritis. J. Exp. Med. 203, 325-335.
Yamana, N., Arakawa, Y., Nishino, T., Kurokawa, K., Tanji, M., Monypenny, J., Ishizaki, T., Bito, H., Nozaki, K., Hashimoto, N., Matsuda, M., and Narumiya. S. (2006) Rho-mDia1 Pathway Regulates Cell Polarity and Focal Adhesion Turnover in Migrating Cells Through Mobilizing APC and c-Src. Mol. Cell Biol., 26, 6844-6858.

大学院終了後の進路はどんなものがあるのでしょう?

留学、博士研究員、京都大学や他大学の助手、民間会社へ就職など様々な途があります。

これまで当教室出身者の留学先としては、Harvard Medical School, UCSF, University College London, Imperial College London, Cancer Research UK, Max-Planck Institute, U. Toronto Samuel Lunenfeld InstituteYale University, Johns Hopkins Universityなどがあります。

また、アカデミアの就職先として、京都大学、理化学研究所、旭川医科大学、東北大学、生理学研究所、滋賀医科大学、大阪市立大学、東京大学、産業医科大学などがあり、民間の就職先としては、第一三共株式会社、メルク万有製薬株式会社、小野薬品工業株式会社などがあります。

奨学金はどの程度もらえるのでしょうか?

公的なものとして育英会の奨学金、teaching assistantやresearch assistant, また、大学院の教育コースのstudent coordinator, COEのfellowshipなどがあります。また、教室の研究費から実験補助に手当をだすこともあります。

一番、良いのは、日本学術振興会のD1, D2などの研究員になることで、実績が造れた人には、積極的に応募することを勧めています。これまで、9名が獲得しています。

研究テーマはどうして決定されるのでしょうか、また、研究室の日常と運営は?

当教室には、PGとRhoの2つのテーマがあり、そのなかにも、いくつかのサブテーマがあります。これに応じてグループも分かれています。まず、どれがやってみたいテーマが選んで下さい。それをもとに、教授、所属することになるグループリーダーと3人でdiscussionして実際の研究テーマを決めることになります。
以後は、所属グループのグループリーダーとdiscussion しながら、毎日実験することになります。大事なのは、一連の実験の切り毎に、チャンとしたまとめを書いて次の実験を考えることです。教室では、月曜日の朝にミーティングがあり、毎週2名の大学院生が順に研究の進展を報告するProgress Reportがあります。そのあと、お昼時に、論文紹介があります。こちらは、教授以下全員が順に興味ある論文を紹介します。質問にチャンと答えられるように、実験手技を含めた紹介論文の内容をよく理解しておくことが求められます。そのためには、多くの場合、紹介論文に引用されている論文の大半に目を通しておくことが大事です。月曜日の教室ミーティングに加えて、グループによっては、週1回のグループミーティングを行うところもあります。

興味をもったら?

まず、メール(t-arai@mfour.med.kyoto-u.ac.jp) して下さい。 メールのやり取りで、教室訪問の日時をきめて、訪問して下さい。 通常、教授がお会いして、話をしますが、その他に、話を聞きたいテーマ、スタッフがあれば、お知らせください。具体的に大学院の応募を考えている人には、過去の入試問題のコピーもお渡しします。